砂糖菓子と夢

きままにやさしくふんわりと

ノスタルジックな秋にしたい

夏前に年下に猛アプローチかけられて「好きかどうかわからないけど付き合う」といってた友人が、今月久々にあったら「来年には今の人と結婚するかも」と言っていた。
女心と秋の空ってこういうこと?それで幸せなら、いいけどね。なんてせつない気持ちも抱きつつ。

すっかり秋めいてきましたね。長袖。さんま。もみじ?シルバーウィークとかそんなものは最初からなかった。
夏終わる前に会社を辞めるはずだったのに辞められず。流されるまま生きています。

さて。映画を見ました。
「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」いい映画でした。


久々に映画館に行きました。なんだか昔から映画館て苦手で。あの大画面と音響設備はとても素晴らしいのですが、何如せんまわりが気になっちゃって。ひとりでその世界観に浸りたい!と思ってしまうのですが。
新宿シネマカリテ。いいところでした。こじんまりとしていて落ち着く。
肝心の映画の方は。
フィルムの色と質感、そしてレトロなファッションがノスタルジックでした。本当に16mmで撮っているらしい。あの色感はずるい。
思春期に抱きがちな複雑な心情と終わりがゆるゆると染み込んでいくような映画でした。イヴの歌声は最高だし、最初はあんまりかわいくないと思ってたのにどんどんキュートに見えてくるマジック。線の細い頼りなさげなメガネもマッチしてる。やっぱりとにかく音楽が良かった。
すごいいい!っていうわけでもないけど、ふらっとみてふらっと心揺れるいい映画だと思いました。
あと邦画と違って投げっぱなしですよね。結局イヴがなぜ拒食症なのか、家庭環境とか、特に描かれず。これが邦画だったらフラッシュバックみたいに過去の記憶とかが説明的に描かれますよね。日本人て律儀で優しいね。なんて。