砂糖菓子と夢

きままにやさしくふんわりと

"夢中"のススメ

いつも思うのは、夢中になるということはすてきなことだなあ、ってことです。
中学生の時はジャニーズが大好きで、コンサートに行ったり、雑誌を買いあさったり、散財してたわけですが、それでも、幸せなわけです。
名指しで手を振ってくれたわけでもないのに「今、お手振りくれた!」とかね。
いまおもえば、そんなわけないじゃん。と思いますが、その時はその時で幸せなのです。夢中だからね。生きる活力なのです。
オタクとか…って馬鹿にする人もいるけど、悪いものじゃないなあと思うのです。

さて。
私が愛してやまないバンド a flood of circleのライブに行きました。
AFOC presents VS tour“BATTLE ROYAL 2015”@12.07 Zepp Divercity TOKYO
9mm Parabellum Bulletとの対バンでした。



フラッドのフロントマン、佐々木亮介はロックンロールに夢中で、ひたすらロックンロールを追いかけてるのですが、そんな姿がとっても馬鹿馬鹿しくてすごくうらやましいなとも思う。ギターが今年3人代わっても、諦めないって凄い。
最近の流行りのバンドって、スタイリッシュロックで、メロディラインが軽やかでキャッチー。そして雰囲気イケメン。
でもわたしはひねくれてるから、そんなつまんない雰囲気ロッカーよりも、夏でも革ジャンを脱がない百転び百一起きな佐々木亮介に憧れてしまうのだけど。

そんなことを思いながら、a flood of circleがロックンロールのごとく転がり続けて、どんな景色を見せてくれるのか、わたしは夢中で背中を追いかけてしまうのです。
かっこいいよね。夢中ってさ。